《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》カード評価
2008年10月28日 TCG全般 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
俺がアラーラの断片で最も好きなカード。
でもよ~く考えるとこのPW、ビートダウンデッキ向きのカードじゃないんですよね・・・
むしろビートダウン用のPWは《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》のほう、これは正真正銘ビートダウン対ビートダウンで強力なカード。
1番目の能力のライフ回復は、対ビートダウンのダメージレースだと地味に効果的、2番目の能力は数を並べた上でサイズで押し切りつつブロッカーを確保できるのでこちらも対ビートダウンのダメージレースで有利な能力。
じゃあ《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》はどんなデッキと相性が良いのか?
実はこのPW、クロックパーミッション対コントロールで有効なカードです。
1番目の能力はトークンが1/1と小さいので対ビートダウンだとほとんど役に立ちません(だから俺もビートダウン相手だとほとんど使いません)。
でも対コントロールだと、とても有効な場面が出てきます。
例えば万が一相手の《神の怒り/Wrath of God》が通ってしまったとき(クロックパーミッションはカウンターの量とドローの量が少ないので致命的なスペルが稀に通ります)。
1/1の兵士トークンでノーコストでクロックを生成できるうえ、2番目の能力とあわせればコストをかけずに毎ターン4点クロックになります。
《神の怒り/Wrath of God》に間髪いれない4点クロックの生成はコントロールデッキにはかなり堪えると思います。
あるいは相手の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》といったコントロールデッキがブロッカー兼アタッカーとして採用しているようなクリーチャーから《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を守るような場合。
こういったクリーチャーは数が並ばず、かつ回避能力に乏しい場合が多いので3番目の能力を使うための時間稼ぎにうってつけです。
2番目の能力は言うまでもなく数を並べるビートダウンより、少ないクロックを確実に通したいクロックパーミッションで有効な強化方法です。
例えば神風謀反の《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》、今だと《占いの達人/Augury Adept》なんかのクリーチャーを通しつつ、クロックを大きくアップさせる効果を持ちます。
3番目の能力は対ビーダウンでも有効ですが、なんと言っても対《神の怒り/Wrath of God》としての性能が際立ってます。
クリーチャーの除去を《神の怒り/Wrath of God》に大きく依存しているようなデッキだと、これだけで投了必死ですw
まぁ長々と書いてきましたが、簡単に言うと《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》をビートダウンデッキに入れてた俺は全然このカードを生かせてないだろってことw
そもそも《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》はバントの断片のPWとしてデザインされてるし、バントは(エントリーデッキにこそカウンターが入ってませんが)《バントの魔除け/Bant Charm》や《妨げる光/Hindering Light》(のフレイバーテキスト)を見ても、クロックパーミッションのデッキを組むための断片としてデザインされていることが明らかです。
じゃあ俺も《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》をバントカラーのクロックパーミッションに入れようか・・・といっても、3色である《バントの魔除け/Bant Charm》といったカードと、ダブルシンボルを要求する《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を同時に運用するためには各種ダメラン、フィルランに加え、《反射池/Reflecting Pool》4枚が必須と思われるので俺にはとても組めません。
(逆に言えばそこらへんの土地があれば3色デッキで《謎めいた命令/Cryptic Command》を運用するなんてことも朝飯前なんですよね・・・
参照 タカラトミーM;tG公式HP TOPICS 清水直樹のデッキ構築劇場:《数多のラフィーク》編)
まぁ俺程度の人間には、白タッチ青程度のマナバランスでスノウ・ストンピィのような白青クロックパーミッションを組むのが精々でしょうね・・・
俺がアラーラの断片で最も好きなカード。
でもよ~く考えるとこのPW、ビートダウンデッキ向きのカードじゃないんですよね・・・
むしろビートダウン用のPWは《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》のほう、これは正真正銘ビートダウン対ビートダウンで強力なカード。
1番目の能力のライフ回復は、対ビートダウンのダメージレースだと地味に効果的、2番目の能力は数を並べた上でサイズで押し切りつつブロッカーを確保できるのでこちらも対ビートダウンのダメージレースで有利な能力。
じゃあ《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》はどんなデッキと相性が良いのか?
実はこのPW、クロックパーミッション対コントロールで有効なカードです。
1番目の能力はトークンが1/1と小さいので対ビートダウンだとほとんど役に立ちません(だから俺もビートダウン相手だとほとんど使いません)。
でも対コントロールだと、とても有効な場面が出てきます。
例えば万が一相手の《神の怒り/Wrath of God》が通ってしまったとき(クロックパーミッションはカウンターの量とドローの量が少ないので致命的なスペルが稀に通ります)。
1/1の兵士トークンでノーコストでクロックを生成できるうえ、2番目の能力とあわせればコストをかけずに毎ターン4点クロックになります。
《神の怒り/Wrath of God》に間髪いれない4点クロックの生成はコントロールデッキにはかなり堪えると思います。
あるいは相手の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》といったコントロールデッキがブロッカー兼アタッカーとして採用しているようなクリーチャーから《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を守るような場合。
こういったクリーチャーは数が並ばず、かつ回避能力に乏しい場合が多いので3番目の能力を使うための時間稼ぎにうってつけです。
2番目の能力は言うまでもなく数を並べるビートダウンより、少ないクロックを確実に通したいクロックパーミッションで有効な強化方法です。
例えば神風謀反の《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》、今だと《占いの達人/Augury Adept》なんかのクリーチャーを通しつつ、クロックを大きくアップさせる効果を持ちます。
3番目の能力は対ビーダウンでも有効ですが、なんと言っても対《神の怒り/Wrath of God》としての性能が際立ってます。
クリーチャーの除去を《神の怒り/Wrath of God》に大きく依存しているようなデッキだと、これだけで投了必死ですw
まぁ長々と書いてきましたが、簡単に言うと《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》をビートダウンデッキに入れてた俺は全然このカードを生かせてないだろってことw
そもそも《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》はバントの断片のPWとしてデザインされてるし、バントは(エントリーデッキにこそカウンターが入ってませんが)《バントの魔除け/Bant Charm》や《妨げる光/Hindering Light》(のフレイバーテキスト)を見ても、クロックパーミッションのデッキを組むための断片としてデザインされていることが明らかです。
じゃあ俺も《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》をバントカラーのクロックパーミッションに入れようか・・・といっても、3色である《バントの魔除け/Bant Charm》といったカードと、ダブルシンボルを要求する《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を同時に運用するためには各種ダメラン、フィルランに加え、《反射池/Reflecting Pool》4枚が必須と思われるので俺にはとても組めません。
(逆に言えばそこらへんの土地があれば3色デッキで《謎めいた命令/Cryptic Command》を運用するなんてことも朝飯前なんですよね・・・
参照 タカラトミーM;tG公式HP TOPICS 清水直樹のデッキ構築劇場:《数多のラフィーク》編)
まぁ俺程度の人間には、白タッチ青程度のマナバランスでスノウ・ストンピィのような白青クロックパーミッションを組むのが精々でしょうね・・・
コメント